日 時:平成22年7月22日(木)
午後5時30分〜午後7時00分
講 師:医療法人社団 小串医院
理事長 小鳥 輝男(おどり てるお)先生
テーマ:「東近江地域での地域医療再生の取り組み」
会 場:看護第1講義室(看護学科棟1階)
前東近江医師会会長として、地域医療の再生にむけて東近江市の地域医療体制検討会の議論をリードし、地域の医療や福祉の関係者と市民が参加した「三方よし研究会」を組織され、患者を中心にした医療と福祉の連携を追求されてこられた、小鳥 輝男先生(現滋賀県医師会副会長)を講師としてお招きし、里親学生支援室と地域周産期医療学講座との共催で、学内教職員を基本の対象として行いました。
小鳥先生から、東近江市内にある国公立病院の機能を再編し、滋賀病院を本学も参画する市域の中核病院((仮称)東近江総合医療センター)として位置づけ、二つの市立病院は後方支援施設の役割を担うとする等の東近江市病院等整備計画の概要や「三方よし研究会」の活発な活動を通じての地域連携完結型医療や地域医療とは医療をとおしての地域づくり(町づくり)であること等についてご講演をいただき、その後、質疑応答を含めた活発な意見交換が行われました。
今回の参加者は約40名でしたが、学内からは学長と病院長にもご出席いただき、また、学外からは滋賀県や東近江市の関連部署にお勤めの里親、プチ里親の方々のほか、里親学生支援室の学外室員や後援会の役員の方等、多方面から多数ご参加いただき、参考となる様々な情報等を頂戴しました。
ご多忙の中、多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。
講演される小鳥先生 研修会の様子